アースに関する内容をご説明します

機器開発の背景について
接地が充分でない場合に起こっていること
 各機器は固有の接地電位を持ち設計の基本となる「0V」近くになっていません。各機器間はピンケーブルにより接地回路が
 結合されているので上記固有の接地電位は機器間の平衡点になりシステムの接地電位も「0V」に近いものになっていません

 結果的に機器/システム本来の性能を発揮しにくい状況となります(Fig1)


専用接地線導入時の課題
 専用接地線を設ければ解決しますが集合住宅などではその敷設には難しい工事が伴います
 また場所を移動して機器を使用をしたい場合には専用接地線があるとは限りません

Fig1 接地電位  実際には接地電位が数十Ⅴに及ぶこともあります


課題解決の手段
 専用接地線から交流(アクティブ)アース機器に置換します

交流アースの概要
Fig2 交流アース基本回路

N線とE線の間に小容量のコンデンサを配し、N線の大地接地を活用してアース回路を構成します
この考え方を実現する回路や機器は特許含め過去から既にあるもので、当工房オリジナルの考案ではありません

 音響/映像機器のアースの電気的な特徴は比較的高めの交流電圧と微弱な電流で、小容量コンデンサの小さなドレン効果でも
 アースとしての性能を出すことができます
 音響/映像機器システムでアースを取っていない場合の一般的なアース電位は対地電位でAC10V~80V程度で、交流アースの
 動作によりAC0.5V~10V(条件により異なります)になる効果が期待できます。交流成分が主体で直流成分は僅かです
 流れる電流については通常1mA未満で(条件により異なります)一般的な漏電遮断器の感応/不感電流(30mA/15mA程度)と
 較べても小さい値で不感帯域の更に下のオーダーの領域の電流で交流アースは安定して継続動作します

効果の事例
 ある機器に交流アースを用いた場合の対地電位の違いの事例です。システムでも同様に効果があります
Fig3 効果の事例    (効果については条件により異なります)


HOMEへ
SOC Sound Laboratory