結果的に機器/システム本来の性能を発揮しにくい状況となります(Fig1)
N線とE線の間に小容量のコンデンサを配し、N線の大地接地を活用してアース回路を構成します
この考え方を実現する回路や機器は特許含め過去から既にあるもので、当工房オリジナルの考案ではありません
音響/映像機器のアースの電気的な特徴は比較的高めの交流電圧と微弱な電流で、小容量コンデンサの小さなドレン効果でも
アースとしての性能を出すことができます
音響/映像機器システムでアースを取っていない場合の一般的なアース電位は対地電位でAC10V~80V程度で、交流アースの
動作によりAC0.5V~10V(条件により異なります)になる効果が期待できます。交流成分が主体で直流成分は僅かです
流れる電流については通常1mA未満で(条件により異なります)一般的な漏電遮断器の感応/不感電流(30mA/15mA程度)と
較べても小さい値で不感帯域の更に下のオーダーの領域の電流で交流アースは安定して継続動作します
効果の事例
ある機器に交流アースを用いた場合の対地電位の違いの事例です。システムでも同様に効果があります
Fig3 効果の事例 (効果については条件により異なります)